ビジネスマナー〜言葉に心をこめる電話応対〜
企業様のコールセンターでの
電話応対マニュアル作成コンサルティングでの
お話です。
もともと丁寧な応対ができていますが、
丁寧すぎて二重敬語になっていたり、
使わなくていいところに敬語を使ったりなど
(モノに敬語をつかったり・・・)
改善の余地がありました。
それを本来の姿にもどし、
洗練され、どこに出しても恥ずかしくない、
そして温かみのある応対にしてほしいという、
社長様からのご要望です。
電話応対は、
「ありがとうございます、◎◎◎の△△でございます」
と笑顔の感じられる声で名乗ります。
こちらの企業様は◎◎◎が少し長い社名なので
スタッフの皆さんは少し話しづらいのです。
途中意識的にアクセントを入れないと、
社名を名乗るのに息切れしそうで(少しオーバーですが・・・)
お客様からすると聞き取りにくいのです。
よく使う言葉は、早口になりがちな傾向が、
だれにでもありますので、会社名はその代表。
しかし、大切な会社名は、
しっかりお客様に届けたいもの。
会社名を名乗ることは、そのつどお客様にPRしているようなものです。
ですから、元気よくはっきりと!
会社名を名乗るのは、責任の所在をはっきりさせることでもあります。
責任感の感じられる声。気持ちをこめます。
また「ありがとうございます」「申し訳ございません」など、
よく使う言葉には、気持ちがこめられるようにしました。
「ありがとうございます」はありがたく感じられるように。
「申し訳ございません」には、申し訳なさが伝わるように。
言葉だけ整えても、気持ちが感じられないと伝わりませんよね!
こんな基本的なことを整えるだけでも、とっても電話応対が良くなります。
電話は会社の声の玄関。
あなたも見直してみてくださいね。
三厨万妃江の著書『人生を変えるマナー』は、いかがですか?
さまざまな企業様で、ビジネスマナー教材としても、導入していただいている書籍です。
ぜひ、ご一読ください。一生使えるマナーの道標としていただけたら幸いです。