『人生を変えるマナー』読者の感想 「〇〇という気持ちが抜けていました」
『人生を変えるマナー』著者の三厨万妃江(みくりや まきえ)です。
過日私が担当した研修を受講してくださった方が
その後私の著書『人生を変えるマナー』をお読みくださり、素敵な感想を送ってくださいました。
会社からのご指示でなく、ご自身のお考えで私宛にメールをくださったようで、とっても嬉しかったです。
そして励みになります。
ご了承いただきましたので、ご紹介いたします。
人生は人と人との繋がりが前提にあり、その繋がりをよくするための「ツール」として「マナー」を扱う。
そのお考えに、大変な感銘を受けました。
私的な考えでは、マナーは「型」や「しきたり」であり、そこに込められた意味を深く理解しよう、という気持ちが抜けていました。
ですが、型ではなく、そこに込められた心を知り、実践することが「人生を変えるマナー」になるのだと感じました。
私は事務職という職業柄、お電話でお客様と接する機会が多いのですが、なかなか電話応対に慣れず、その不安を隠そうと早口になってしまうことが多々ございました。
しかしながら、三厨様の研修やご著書を拝読するなかで、不安なのは自分ではなくお客様であり、自分は不安を受け止める立場でなければならない、という基本的なことを見落としていたことに気づきました。
ご著書の中の電話応対のマナーは、特に読みこんで、「この言い回しはよいのか」「お名前の聞き方はどうすればよかったのか」など、ご著書に記載されているアドバイスを確認し、実践と反省を繰り返しながら、活きるマナーを身に着けようと奮闘しています。
「~なります星人」には特に気をつけていて、だんだん「なります」を「ございます」に言い換えることができるようになってきました。
心が通ったマナーを、今後も実践し続けていく所存です。
いかがでしょうか。
とてもすてきな視点でお読みくださいました。ありがとうございます。
こうして感想をお聞かせいただくと
私も「こんなふうに伝わったのね~」と感じたりして学びが多いです。
ありがとうございました。
なお文中にある「なります星人」というのは、研修中に私が使った言葉です。
「言葉遣い」の中で間違っているものとしてご紹介しました。
例えば
「こちらが契約書になります」
「お客様がお求めになりたいものはこちらの商品になります」
これらはどちらも「~でございます」と使うのが本来正しいのです。
語尾が「~なります」とお話になる方は残念ながら少なくありません。
「~なります」は「変化するさま」を伝えることですので、
契約書も商品も変化しませんから、
「~ございます」を使うのが正しいということです。
研修後もご自身の行動を修正するようになさっていること
素晴らしいと思います。
Sさん、ありがとうございました。
引き続き頑張ってくださいね。応援しています。
またお目にかかりましょう。
三厨万妃江の著書『人生を変えるマナー』は、いかがですか?
さまざまな企業様で、ビジネスマナー教材としても、導入していただいている書籍です。
ぜひ、ご一読ください。一生使えるマナーの道標としていただけたら幸いです。