言葉は思考の表れ
「言葉遣いは心の使い」と言われます。
同時に「思考の表れ」でもあります。
前向きな言葉を使えるのは、思考が前向きなことの表れですし、
後向きであれば、逆ということです。
私は心理テストの分析もしますが、
「刺激語」と呼ばれる短い言葉に続いて自由記載するこのテストを
分析していると、被検者が使う言葉にいろいろ感じるものがあります、
それはプラス面とマイナス面とがありますが、
プラスの素敵な言葉に出会うと感動します。
「うわ~~~こういう言葉、私は使えないな~すご~い!すてき~!」
という具合。
逆に、そのテストで、マイナスの言葉に出会ったときも同じように、
「う~ん。こういう言葉は私の人生の中にはないなあ」
と思います。
こうしたテストの分析後、ご本人の実際の行動をうかがう機会があるのですが、
マイナスの言葉を使う人は、行動の仕方もやはりうまくいっていない様子。
思考の表れが言葉であり、それは行動とも結びついているのですね。
「言葉通りの行動のパターン」です。
やはり、言葉の選び方には思考の裏づけがあるということです。
よい人生を送るためには、よく、プラスの言葉を使いなさい、といわれます。
これは上記のようなことから、といえそうですね。
さて、「思考」を変えることは、なかなか一筋縄ではいきません。
しかし、毎日使っている言葉のいくつかを、
「温かい言葉」「笑顔の感じられる言葉」に置き換え、
それを継続していくと、気づいたら思考が変わってくるはずです。
だから、実践してみることが大切。
たとえば、社員同士が「お客が」とか「客が」
と会話しているのであれば、
「お客さんが」とか「お客様が」と言うようにしてみる。
もちろん、名前がわかる方をお名前を出しながら会話ができるって
もっと素敵です。
ポイントはお客様の前でないときの「社員同士の会話」です。
お客様の前や、外部の方の前では「客が」ということはあまりありません。
状況対応ができるからです。
しかし大切なのはお客様が見ていらっしゃらないときの会話。
そのときに「客が」といっているようでは、
お客様の立場に立ったサービスや商品作りはできません。
思考が変わっていないからです。
人が見ていないところで習慣にする。
それが思考と行動が一致して、プラスの方向に行くための方法だと思います。
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