旅立ちの時 ～看護学校卒業記念講演～ 講演記録
今日、午前中は、大阪にある看護学校の卒業記念講演に行って参りました。
約10年、毎年この時期に伺っています。
準看護師として、働きながら勉強し、
卒業後は、同じ職場ですが、学生ではなく社会人として、勤務します。
【テーマ】看護師としてプロになるために
【時間】1時間30分
【受講者】卒業する約70名と先生方
【講演内容】 概略
１． 仕事にホスピタリティの心を活かす
２． サービス業として知っておきたいこと
３． ホスピタリティの心を表現するためのコミュニケーションのコツ
【所感】
もともと、一社会人としての接遇マナーを、というご要望で始まったこの講演。
約10年前のことです。
ずっと、私を招いて下さる副校長先生は、
約10年、同じような話を聞いて下さっているのですが、
「今日も良いお話をありがとうございました。感激しました。」
と、おっしゃってくださいました。
毎回そのようにおっしゃってくださるのです。
なんだか、ちょっと、こそばゆいような感じです。
10年間テーマはほとんと変わらず、内容もあまり変わりません。
というか、スタンダードなことをお伝えするので、
変えようがないわけです。
しかし、私自身の1年間の気づきや成長が
少しは反映されるのでしょうか。
まったく同じお話をしていないのだと思います。
だから、毎年聞いてくださっても新鮮に思って下さるのかもしれませんね。
接遇についてはもちろんお話ししましたが、
「あなたが毎日楽しく、やりがいを持って仕事をして下さいね。
自分が幸せではないのに、人を幸せにしたり、
あなたが、自分自身を大切にできないのに、
相手にホスピタリティの心を表現することはできないですものね」
ということが、一番強調されていたように思います。
小手先のホスピタリティのテクニックではない、ということです。
こんなふうに話が進んでいくのは、
「あなたの仕事はなんですか？」という問いかけから、
入ったからでしょう。
その答えのありようが、自分のするべき仕事につながっていきます。
目的と手段を間違えないようにとも、お伝えしました。
今日受講してくださったみなさんは、
卒業後はけじめをつけて、新たなスタートです。
健康に気をつけて、楽しく仕事に取り組んでいただきたいと思います。
あ、「あなたの仕事は何ですか？」というお話。
これは先日の結婚式場の研修のときにもお話ししましたから、
まだご覧いただいてない方は、よろしければ、こちらも合わせてご覧ください。
↓ ↓
仕事の意義から考える 結婚式場リーダー研修 研修記録 ←クリック！
あなたの仕事は何ですか？その答えが仕事の質を変える
←クリック！
副校長先生に、
「10年間でかわってきたな、と思うことがありますか？」
って、お聞きしてみました。
なかなか、興味部会お話が聞けました。
そのお話はまたあらためて。
とんぼ返りで名古屋に戻り、
夕方からの打ち合わせにそなえて、資料作成です！
ありがとうございます。
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