「守・破・離」の「破」~ビジネスマナー講師という仕事~

 

こんにちは。

『大人のマナー』の三厨 万妃江です。

 

 

昨日は「守・破・離」の「守」についてお話ししました。

その記事は、 こちら  をごらんください。

 

インストラクターという仕事についてまもないころ

自分がこんなに勉強をすることがすきだったのか!

というくらい勉強しました。

 

 

このがんばりを受験勉強でしていたら、

きっと人生違っていたなあ、と思うくらいです(笑)

 

 

とにかく、たくさん知識を仕入れたいのです。

 

しかし、ある先輩の先生に言われました。

このかたは、女子社員教育の草分けの先生。

 

「アウトプットして、アウトプットして、

これでもかって、アウトプットして・・

初めてインプットするべきものが見えてくるのよ。」

 

 

その時はわかりませんでした。この言葉の意味が。

 

しかし、講師の仕事の機会を積んでいくと、

やっとこの言葉の意味が見えてきます。

 

 

とにかく、場数を踏むこと。いやというほど。

そして、自分の足りないものを補うためにまた勉強する。

 

 

そんなことをくりかえしていくと、
だんだん自分らしさがでてくる。
足りないことを補いつつも、少しづつ変化していることがわかるのです。



この仕事を始めて、

まったく同じことを伝えるのに、

伝える人で、伝わり方が変わるものだということも

学びました。

 

 

「守・破・離」の「破」

 

 

真似て、真似て、真似て、やってみる。

そうすると見えてくる。

師匠と自分のよさの違い。

 

 

そして、

「私ならば、どのように伝えるのか」

自分らしさの認識。

 

 

見えてきたら、試してみるのです。

少しずつ変化をつけてみる。

失敗したらまた戻して、考えてみる。

 

そして、また、やってみる。

 

仮説→実行→検証

 

 

これが、師匠から少しづつ離れて

自分の道を歩きはじめる第一歩です。

 

明日は、「守・破・離」の「離」です。

 

 

 

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