感謝の気持ちを伝えるビジネスマナー。ついつい「すみません」と言っていませんか?

「すみません」ではなく「ありがとう」を使いませんか?とご提案します。

日本人は、ありがとう、というところで、つい「すみません」と言ってしまう人が多いのだそうです。

あなたはいかがですか?

「ありがとう」と言うべき時に「すみません」を使ってしまうのは、どうしてなのでしょうか。

「すみません」をつい使ってしまうのは「誰かが自分に何かをしてくれたとき」なんだとか。

その時、何らかの利益が自分にもたらされているということ。

しかし同時に相手には手間や負担が発生しているということです。

たとえば、「忙しいのに時間を割いてくれた」「相手が手間をかけてくれた」「お金を払ってくれた」といった具合に。

つまり、相手の行為に対して、(私のためにそんなにお手間をかけさせてしまって)「すみません」という気持ちから、

つい「ありがとう」より先に「すみません」が口に出てしまうのだ、というお話をお聞きしたことがあります。

なるほど、たしかに一理ありますね。

ただ、「すみません」と「ありがとう」、

目の前の相手は、どちらを言われるほうがうれしいでしょうか?

想像してみてください。

きっと「ありがとう」のほうが嬉しいでしょう。

ビジネスマナー向上には実は「想像力」はとても大切。

相手の気持ちを「想像」する。

もしも自分だったらどうしてほしいかを「想像」する。

自然に「ありがとう」という言葉が出てくる習慣を身につけたいですね。

人生を変えるマナー(最新刊)

単行本(ソフトカバー): 230ページ あさ出版
mikuriya_book1

「君なら安心だ」と、大きなプロジェクトの責任者に抜擢された。
「うちに来ないか」と引き抜きの話が多い。

「基本」+「ちょっと」の一歩進んだマナー・思考法をわかりやすく丁寧に紹介しています。

マナーを身につけることで、あなたの見える世界は180度変わり、社内、社外問わず、「選ばれる」ビジネスパーソンになれることでしょう。

すべての社会人必須の1冊です。

Amazonからご購入いただけます>>>

投稿者プロフィール

『人生を変えるマナー』著者 三厨万妃江
『人生を変えるマナー』著者 三厨万妃江
有限会社 キャリア・サポート 代表取締役

人材育成のプロとなって約30年、その間、関わった受講者は15万人以上。

従来サービス業の視点を持たなかった業種に、サービス業としての視点を取り入れることで売上やお客様応対を向上させる取り組みや、社内のホスピタリティ力を高めることで、お客様へのホスピタリティをより発揮できる社員を育成する教育や人材育成の仕組みづくりを得意とする。

ビジネスマナー講座(研修動画)には
DVD版とオンライン版があります

DVDのセット販売はこちらのページをご覧ください