人間関係をより良くするビジネスマナー

ほめることは大切。
と言われます。

ほめられるだけでなく
自分が笑顔になるようなメッセージをいただくと、だれもがうれしいものです。
やる気も出ますよね。

だからほめることが大切なのでしょう。

しかし「わかっているけど、なかなかできません」とおっしゃる方も少なくないもの。
ほめるということのハードルが高いようです。

理由はいろいろあるのでしょうが、ひとつは、

「ほめたい気持ちは持っているけれど、どうやってほめたらいいか、わからない」

というもの。

これは「やり方がわからない」のですから
やり方を学び、できるように練習することです。

コミュニケーションはスポーツと同じ。
生まれつき上手な人はいません。
やはり学んでうまくなるものです。

まず、どんなふうにプラスのメッセージを発信するのか、
学び、考えてみましょう。

1.「ほめる」だけに限定すると狭くなるので、
  相手がプラスに受け止めてくれそうなメッセージもOKとする。

2.ほめる、認める、感謝する、ねぎらう、
  感動する、感激する、などもよいですよね

3.あなたの周りの「ほめ上手」な人を観察して、
  良いところをまねする準備をする。書き出しておく。

3.「この人にプラスのメッセージを伝えたい」という人をまず1人思い浮かべる

4.どんな状況でその言葉が使えるか思い浮かべてみる
5.具体的に紙に書き出してみる
  具体的にとは「セリフ形式」がいいですね。すぐに実行できます。

いかがでしょうか。
ここまでが準備段階です。

そして次は練習。

1.いざというときに言葉が出てこないのは、残念ですから
  鏡を見て練習しましょう。
  鏡を見る!のは、大切です。
  プラスのメッセージを発信するのに、
  顔がしかめっ面では、伝わらないですね。

2.書き出して準備していたものを順番に鏡の前で練習します。
  相手の顔や、状況を思い浮かべながら。

3.一番自然で、自分の心にフィットしたものは何か、みつける

さあ、本番です!
実践してみましょう。

最初はうまくいかないかもしれません。
ぎこちないかもしれません。
「どうしたんですか、急に」と言われて、気持ちがなえてしまうかもしれません。

でも、あきらめないで、発信しつづけましょう。

実践したら、検証です。

1・相手の反応はどうでしたか?
  どのメッセージで相手が笑顔になりましたか?

2.あなたの気持ちはどうでしたか?
  笑顔になれましたか?

もしもうまくいかなければ、別の言葉に代えて、発信しましょう。
うまくいかないときは、やり方を変えてみるのが鉄則です。

最初は相手が笑顔になってくれなくても、
あなたは笑顔で発信続けましょう。

スポーツも、何回も失敗してうまくなるものです。
コミュニケーションも同じ。
練習して、失敗してもめげないで、うまくなりましょう。

きっと、人間関係が変わってきます。
プラスのメッセージを発信することも大切ですが、
それを発信しようと、探し続けるその姿勢も大切。

プラスのメッセージは言葉はもちろん、笑顔・態度も大切です。
この3つのビジネスマナーの基本が揃うことで、
相手との関係性が良くなると考えると、やりがいがありますね!

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投稿者プロフィール

『人生を変えるマナー』著者 三厨万妃江
『人生を変えるマナー』著者 三厨万妃江
有限会社 キャリア・サポート 代表取締役

人材育成のプロとなって約30年、その間、関わった受講者は15万人以上。

従来サービス業の視点を持たなかった業種に、サービス業としての視点を取り入れることで売上やお客様応対を向上させる取り組みや、社内のホスピタリティ力を高めることで、お客様へのホスピタリティをより発揮できる社員を育成する教育や人材育成の仕組みづくりを得意とする。

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