「再生する気」で聴く!

「人の話を聞けたということは、
要点をふまえて、再生できるということである」

このフレーズ、どこかで聞いたような?と思われた方もいらっしゃいますね。
あの『声に出して読みたい日本語』の齋藤孝先生の言葉です。

数年ぶり2度目の講演を拝聴して参りました。
数年前の講演も、わかりやすく、なるほど!と思うことが多かったので、
とっても楽しみにして行ったのです。

前回が一般向けの講演でしたが、
今回は地元の教育委員会主催のイベントの記念講演会でしたので、
多くの聴講者は、教員の方々だったようです。
あとは私のような、保護者、です。

・・ということで、冒頭に戻ると、
「再生できないのであれば、聞いたとは言えない」ということになります。

つまり、相手が言いたいことを、要点を踏まえて繰り返すことができないのであれば、
聞いていたとは言えないということですね。

こんなたとえ話がありました。

初めて習うスポーツは、コーチがする通りにまねをして、
コーチがしている通りになるまで、くり返しくり返し、練習する。
(つまり、再生している)

なのに、学校の勉強は、
先生が話したように話させるということがないままに、
なぜ、生徒が理解したということにしてしまうのか、
理解できない。

・・・と。

おおお~~~~

私の周りにちょっとピリッとした空気を感じました。
(先生が多いのね~、やっぱり・・・)

しかし、先生方だけでなく、私もどきっとしたのです。

「なぜ、理解したことにしてしまうのか」という表現。

私たちにもあると思ったからです。
「聞いていたのだから理解しただろう」という思い込みです。

齋藤先生の定義からすると、
聞いていないと相手を責めがちだけれど、
実は、聞いたかどうか、確認しない話し手にも、
大いに問題あり、ということなのですね。

もっとおっしゃったのは、
「あとから確認するよ」と最初に言っておけば、
聴く姿勢がちがってくるということです。

私たちが人の話を聞く時に、多くの場合、
相手が言っていることをあとから再生(復唱)させられるとは
思っていません。

ですから、「再生する気では聞いていない」のです。

しかし、これが伝言ゲームだったらちがいますよね。
あの!懐かしい伝言ゲームです。

遠足のバスの中でやった、(私だけ??)
前から順に後ろまで伝えていくと、
最後はとんでもない?!答えになっている、アレ!です。

その伝言ゲームをするときのことを思い出してみると、
最初から間違える気でゲームに参加している人はたぶんいません。

それどころか、何とかして間違えないように次の人に伝えて、
自分たちのチームが勝つことを考え、作戦を練ります。

気休めに過ぎないとわかりつつ、耳の中をかきかき?!して、
良く聞こえるようにしたりしますものね(笑)

つまり、「再生する気で聞いている」のです。

にもかかわらず、きちんと伝わっていかないものだな~と
大笑いして、ゲームは終わります。

ですから、「再生する気がなくて聞いている」のであれば、
きちんと頭の中に残ったとは、とても言えないのだろうということがわかります。

この伝言ゲーム。
齋藤先生は、大学生にもさせるとのことですが、
なかなかできないそうです。
(齋藤先生は確か、六大学の教授・・・)

「要点を抽出する能力があまりない」のだ、とおっしゃっていました。
とはいえ、なれるとうまくなるそうです。

だからこそ、小・中学生のうちから、
「数をこなして、慣れさせる必要がある」のだと、
齋藤先生はおっしゃるのです。

伝言ゲームにおける要点の抽出。
これは、「話し言葉を頭の中にメモする」という作業です。

まさに、会話の中で、相手の話をきいて、
要点を抽出するのもこの作業。

これは方法として2つ。

ひとつは、
実際に紙にメモする・・・記録する

もうひとつは、
聞いたこと(メモしたこと)を復唱する・・・記憶させる

このふたつです。

「書いたことと、言ったことだけが残る」

のです。

メモして復唱してもなかなかすべては伝わっていないと感じることは少なくないもの。
ましてや、伝言ゲームは、ひとつだけしかできないのですから、
やはり、一方的に聞くだけで理解できたと過信するのは危険です。

ただ、黙って聞いているのでは残らないのだ、ということですね。

アウトプット中心の勉強がよい。
アウトプットするつもりでなければ、流れてしまう、と
強く言われました。

これは子どもたちだけでなく、私たちにも言えること。

ビジネスの世界でも、同じことが言えませんか?

そして、こういったことは、くり返しくり返しの反復練習が重要。
「量をこなさなければ質の向上はない」
ときっぱり!

ますます、興味深く、お話に引き込まれていきますが・・・
このまま続けていくととんでもない量になりそうですから、
今日はここまでにさせていただきます。
 

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