「あらさがし」ではなく「見習う」ことに視点を置く
マナーやホスピタリティ、人材育成などのキーワードを検索していて気づいたこと。
それは、
「マナー」というキーワードについて書いていらっしゃる方のほとんどが
怒っていらっしゃるということです。
「ホスピタリティ」というキーワードだと、それほどでもないようです。
私たちが日常でこの言葉を使う時、
「マナー」は、「良い・悪い」という使い方をし、
「ホスピタリティ」は「ある・ない」というような表現になると思うのですが、
「マナーが悪いよね~」という言い方はしますが、
「ホスピタリティがないよね~」ってあまり言いませんね。
逆に良い場合は、
「マナーがいいよね」とか「ホスピタリティがあるよね(高いよね)~」という
言い方はします。
なぜ「ホスピタリティ」は「悪い」ことにあまり登場しないのでしょうか。
これは「ホスピタリティ」が、ある一定水準以上の場合のみに使われる言葉であって、
それ以下の場合は、「マナーが悪い」という言葉に置き換えられてしまうからではないかと考えます。
ということは、「ホスピタリティ」は一定水準以上でないと、
つまり、「マナー」がないと成り立たないということです。
ですから「ホスピタリティ」力を高めるにはどうしたらいいか、
それには、「マナー」を身につけることが、必須ということです。
では、「マナー」を身につけるにはどうしたらいいか、
基本を勉強することと、マナーの良い人を見習うことです。
人のあらさがしばかりでは、向上しません。
悪いところが分かっても、どうしたらいいのかわからないのでは、
向上しませんものね。
もちろん「人の振り見てわが振り直せ」という言葉もありますが、
それだけではいけないだろうと思います。
「あらさがし」は疲れます。
「マナー」も、あらさがしでなく、いいところをさがしませんか。
そして、ぜひ、見習ってみませんか。
そうしたら、きっと今よりも「マナーの達人」が増えると思います。
それは、ホスピタリティある会社・社会を作ることにもつながりますね。
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