ホスピタリティ 目の前の人に私ができること
「ホスピタリティ」という言葉を知っている人はたくさんいますが
その意味・意義まで、ご存じでしょうか?
「ホスピタリティ」とは、相手を思いやる気持ちです。
そして、大切なことは、その気持ちを行動に表すこと、です。
「ホスピタリティ」ってなんですか?と聞かれることがありますが、
もう少しかみくだいた、わかりやすい表現の仕方はないかなあ、といつも思ってきました。
最近はこのように言い換えています。
ホスピタリティとは、
目の前に誰かがいるとき、
この人のために私ができることはないかなあ、
何かお役に立てることはないかなあ、
と一生懸命に考えて、
思いついたことを実行すること。
・・・というのは、いかがでしょうか。
目の前の人は、
お客様であったり、一緒に働く仲間であったり、
家族・友達であったり、
・・・誰でも同じですよね。
お役に立ちたいと思って一生懸命に考えたら、
そんなに間違うものではないでしょう。
ですから、躊躇しないで、実行することが大切です。
もしも
考えても考えても思い浮かばなかったら・・・
そのときは、
笑顔!という方法もあるでしょうし、
つらい思いをしている人の前であれば、
ただ、となりに寄り添っている、ということもできるかもしれません。
な~~~んにもない!
ということは、ないと思うのです。
なにかできるhず。
大きなことをしなければならない!と思っているとなかなかできませんが、
小さなことからこつこつと、です。
相手の役に立ちたいと思って一生懸命に考えることが、
ホスピタリティのスタートと思えば、
それは、だれにでも、スタートできるでしょう。
考えたり、行動したりするときに、
経験があると、その引き出しから引っ張り出すことができます。
ですから、経験があると、考えやすいし、実践しやすいものです。
しかし、たとえ経験がなくても、
一生懸命に考えて、今の自分にできることを、まずはやってみる!
その姿勢が大切だと思いませんか。
そして、足りないと思ったら、
情報を集めたり、学びを深めることです。
マナーを学び身につけることは、
ホスピタリティの心を表現する、行動するために、
とても役に立つことでしょう。
せっかく「思いやる気持ち」があっても、
それを表現する方法がわからなくては残念。
マナーがその時、あなたを助けてくれるはずです。
自分ひとりでもはじめられることは、
目の前の人のために自分ができることを考え始めることです。
さあ、早速実践してみましょう!
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