「一生懸命さ」が活きる工夫
「一生懸命さ」って、人に伝わるなあ、と思います。
この春、新しく社会人になった方は、
少し仕事に慣れてきたころですね。
確かに、接客の方法を身につけて熟練した先輩に対して、
なれない新人スタッフはとてもかないませんが、
それでも、新人スタッフの皆さんが、
一生懸命に対応している姿を、私はほほえましく思います。
この「一生懸命さ」ってとても大切だと思いませんか?
できないながらも、なんとかしよう、なんとかお役に立ちたいとがんばる姿に、
人はそんなに頭ごなしに怒ることはできないと思うのです。
しかし、この「一生懸命さ」をしっかり活かすためには、少し工夫が必要です。
自分にはわからないこと・対処できそうもないことにぶつかったら
●どのようにお客様に答えたらいいのか、(言い方のせりふまで)
●誰に聞いたらいいのか
このことを先輩と新人スタッフがしっかり確認しておくと、
新人スタッフはおもいっきり!一生懸命に!トライできるのではないでしょうか。
これをしないままにお客様の前に出すのは、
無謀だし、お客様に失礼だと思います。
だから、
「困ったら、○○とお伝えして、私に聞きにきてくださいね!」
とあらかじめ伝えておくことが大切。
もしも、まだそんな確認が先輩と新人さんの間でできていなければ、
今からでも遅くないので、ぜひ、確認してみてください。
さて。
「一生懸命さ」でがんばっています!というのが通用するのは、入社3ヶ月まで。
それを過ぎたら、経験したことをひとつひとつ振り返りながら、
同じミスを繰り返さないような学習や工夫をしたりすることが望まれる時期ですね。
「一生懸命さ」はあるけれど、
経験を財産にすることが苦手そうなスタッフには、
先輩は少し手を貸して、整理することを手伝ってあげると
この3ヶ月の壁を乗り越えられると思います。
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