仕事における「待機中」という考えを変えるマナー

「待機中に笑顔ができていないと注意されるんですが、
どう指導したらいいでしょう」

・・・と、おっしゃったのは、
接客力向上のサポートをさせていただいたショップの
若き店長さんの言葉です。

 

さて「待機中」とは?

どうやら、店頭にお客様がいらっしゃらなくて、
接客をしていないときをさしているようです。

 

こちらは、本店は別にあり、アンテナショップとして

様々な店舗が並ぶ、百貨店の中にあるショップです。

ですから、そのショップに目的がないお客様や、

見るとはなしに歩いているお客様もいらっしゃるということです。

 

あなたならば、どのように指導なさいますか?

待機中も大切な仕事と思って笑顔でいるように。
・・・というようなご指導でしょうか。

確かに、その通りなのです。

 

しかし問題は、そもそも「待機中」だと思っていることにあると、私は思います。

仕事に「待機中」はありません。

作業になってしまうと、一見、お客様がいらっしゃらないときは、

待機だと誤解してしまいます。

 

どのスタッフの皆さんも、お客様が目の前にいらっしゃったら、

一生懸命に接客なさっています。

もちろん、うまい下手、はありますが、

みんな一生懸命。その姿勢は伝わります。

 

しかし、「待機中」だと考えてしまうと、

目の前にお客様がいらっしゃらないとき、

退屈そうな表情をしたり、

ついつい、隣の同僚と、話をしたり(時には、仕事に関係のない話も・・・)

お客様がいらっしゃらない間に、品出しで目線を落としたり、

あるいは、後ろを向いて、書類の作成をしたり・・・

 

こうなると、結果として、お客様をないがしろにしてしまいます。

 

お客様が店頭にいらっしゃらないときこそ、
お客様に、数あるショップの中から「あなた」を選んで
近寄ってきてくださるような行動が必要です。

 

笑顔一つをとっても、

どのお店でもいい、と仮に思っていらっしゃるお客様がいらっしゃったら、

お客様に関心がなさそうなスタッフよりも、

目が合った時に、笑顔でアイコンタクトしてくれたスタッフに

近寄っていくと思いませんか?

私は確実に!引き寄せられます。

 

「笑顔のオーラ」は、売り上げにも貢献するということです。

 

私たちは、考えや感情に基づいて行動します。

ですから「待機中」と考えている限り、

「待機中」と言葉を使っている限り、

待機中の行動しかできません。

 

お客様がいらっしゃらないときこそ、
どのように考え行動するかで、

お客様に喜んでいただき、
結果として売上が上がることに結びつくのです。

 

スタッフの教育も、大切な店長の仕事。

まずは、「待機中」という考え方や言葉にすることを封印し、

店頭にお客様がいらっしゃらないときも、大切な仕事だと

スタッフの皆さんに伝え、自ら率先して行動してお手本となり

スタッフ教育を行いましょう。

 

ビジネスマナーにおいては笑顔が大切、ということをよく言われますし、

誰もがそれを認識しています。

 

「なぜ大切なのか」を現場の仕事に結び付けてご指導いただくと、

ビジネスマナーは生きた教育になりますね。

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