マナーが身につくということ
大人数で居酒屋で懇親会というときに、
こんなことはありませんか?
テーブルの上に、所狭しとメニュー表がおいてあり、
そのメニューの中から、あれやこれやと注文します。
そのうち、注文したメニューが次々運ばれ、
そして、どんどんテーブルの上におかれる。
注文したものは、さっき見ていたメニュー表の上にも、
情け容赦なくおかれます。
私、
アレ、
だめなんです!
なにがって?
メニュー表の上にお料理が無造作に置かれることです。
えっと、適当に置かれることがだめ、
なのではなく、
メニューの上に乗せることがだめなのです。
なぜかって?
マナー研修の中で、お茶の出し方をお伝えすることがあります。
そのときに、
「テーブルの上に書類がたくさん並んでいて、
お茶を置く場所がないからといって、
書類の上にお茶を置くのはマナー違反です」
と、お伝えしてきているので、
私にとってはそれと同じ。
気持ちが悪いんです。
居心地が悪いんです。
ですから、「あ~ちょっと待ってくださいね~」
といって、せっせとメニュー表を机の上から移動させます。
そうして机の上が広くなったところへお料理をおいていただくと、
居心地がいいのです。
「それって、職業病じゃないの????」
な~んていわれるかもしれませんが、私はこれが当たり前です。
それが当たり前だから、それ以外だと居心地が悪い。
居心地が悪い私が、楽しく皆さんと歓談できるとは思えないから。
マナーは相手のためにあることは確かです。
でも、同時に自分自身のためでもある。
両方があってよい人間関係につながるということかな?
なんて、思います。
当たり前のことを当たり前にする。
それが「身につく」ということだと思っています。
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さまざまな企業様で、ビジネスマナー教材としても、導入していただいている書籍です。
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